まずいお米を美味しく炊く方法【海外在住でも出来る】

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まずい米を美味しく炊く方法・・・なんだかお米に失礼なタイトルですが、
特に海外に住む日本人の皆さんは古いお米や、いつも食べている日本米とは品種が違う「なんちゃって日本米」しか手に入らない事が多々ありますね。

今回は、海外在住の皆さんならきっと悩んだことがあるだろう美味しい日本米にできるだけ近づける方法について追及してみました。

  • 安くて品質の良くないお米を、できるだけ美味しく炊きたい
  • 海外在住で、美味しいお米が手に入らない
  • 日本米が手に入らなく、パサパサした品種の米を日本米に近づけたい
  • お米が古くなってしまった
  • 日本での一般的なお米を美味しくする裏技をする為の材料も無い

という方向けの記事です。

お米を美味しくする為の裏技:日本でやりたい編

お米の味に繊細な、日本人の私たち。

まずいお米に当たってしまったり、古米がたくさんある時などに使える、便利な裏技はざっと以下のようなものがあります。全部加える系

  • 料理酒
  • みりん
  • 木炭
  • だし昆布
  • はちみつ
  • もち米
  • にがり

これらを少し加えると、まずいお米も美味しくなるというからあら不思議!(全部自分で試してみた訳ではないので、真偽のほどはわかりませんが。。)

はむ
はむ

実際に、みりんを入れるやり方は私もやっていたんだけど・・・みりんもお高いんですよねぇ・・・(フランス在住)

海外在住者の壁

海外在住だと、国によるんですが、日本米が手に入らなかったり、
入ったとしても全然美味しくなかったり。。。
そして、ネットでまずいお米を美味しい日本米に変身させる方法を調べると、決まって上で挙げたような裏技が出て来ます。

しかし問題は、

裏技に使われる材料が、ない。

コレにつきますよね!!笑
海外だから美味しいお米が手に入らなくて裏技を調べたら、その裏技にも日本の材料が必要だという悲しい現実(料理酒とか代用可能なものはともかく)

という事で、ここでは思い切って多分一番現実的で、コスパも良い方法を私の視点からお伝えしたいと思います。

いきなり結論:土鍋で炊きましょう

はい、裏技では全然ないです!
私が色々試した末辿り着いた答え、それは、お米を美味しく炊きたい人にとっては割と王道な答えでした。

土鍋で炊きましょう。そして、普通のお鍋や適当な土鍋ではなく、品質の良い炊飯土鍋を選びましょう。
これだけで、これから何年間も美味しいお米が食べられるようになります。

私は実際に日本から本格的な炊飯土鍋(記事の最後でご紹介します)を買って、お米ライフの質が上がりました。

土鍋のデメリット:タイマー&保温機能が無い

ぽちゃクン
ぽちゃクン

でもお金を掛けたくないしなぁ・・・

ハムボール
ハムボール

土鍋で毎日炊飯って面倒臭そう。お米の味が良くなる以外はデメリットばかりじゃないの?

・・・とお思いますよね。
という事で、デメリットについても触れて行きます。

土鍋に投資すると言っても、土鍋がそんなに高い訳でもないし(3000円くらい?)、
一度買ってしまえば落として割らない限りずっと使えるので、むしろ炊飯器より安いくらいです。

ここで考える点はコスパではなく、炊飯器を使っていた人が土鍋炊きに変えるという、習慣を変える事の方が大きいかなと思います。

しかし慣れれば土鍋ライフも楽なもんです。
炊飯器にあって土鍋に無いもの(つまり土鍋に変えるデメリット)と言えば、

  • 保温機能
  • タイマー機能

でしょうか。

炊き立てが好きなら、デメリットなし

タイマーは確かにかけられないんですが、タイマーがない事によって逆に炊き立てを食べるようになります。

夜にお米を水に冷やしておいて、朝起きたら火にかける。少し蒸らす。
時間にして、30分くらいかかります。
7時に起きて火にかけたら、7時半には炊き立てご飯が食べられるということです。

しかし炊いている間、ほとんどほったらかしで良いので、30分の間に朝食の準備などをしていれば別に時間が掛かっている感覚はありません。

これが起きてすぐ蓋を開けてご飯が食べられる状態と比べて、手間なのか。というのはその人の生活スタイルによると思います。
私はそもそも朝にご飯を食べないのもありますが、タイマーをかけて保温するというやり方より、炊きたてを食べられる方が断然良いです。蓋が2重の土鍋はそもそもそんなに早く冷めないので、炊いて1時間以内くらいならまだ暖かいです。
お米の食べ残しは冷蔵庫にうつして、翌日チャーハンなどにして食べます。→保温機能もいらない、となります。

ただ、不便な場面が一点。
それは、外出から戻って来て直ぐにご飯を食べたい場合です。
外出する前にお米を冷やしておけば良いのですが、急な外出となるとよくそれを忘れてしまいます・・・。
その場合は諦めて、パスタにするとかにしています(;^ω^)

まとめ

  • 炊飯には30分くらい掛かる(+事前に水に浸けておく)
  • 炊いた後は1時間くらいなら保温されて暖かく美味しい
  • ずっと火の前に立っている訳ではない(炊飯器のタイマーではなく、キッチンタイマーを使う)ので、時間を取られる感覚は無い
  • 急な外出の時はお米を浸すのを忘れがちなので、不便(でもこれは炊飯器のセットでも同じ気が・・・)

おすすめの炊飯土鍋(海外在住でも購入可)

そんな私がおすすめする、というか買ってとても満足している土鍋がこちらです。

【 昔ながらの ごはん鍋 】 炊飯土鍋 二重蓋 四日市ばんこ焼(日本製) 【 本格派 4合炊 】

二重蓋の、本格的な炊飯土鍋です。こちらの4合炊きを持っています。
取っ手が付いていますが、あまり横に飛び出していないため、収納に横幅を取りません。
コロッとした、でもスマートな形の、嬉しい省スペース設計
収納のし易さって、意外とポイント高いですよね。

それに、コンロでお米を炊いている時に、隣のコンロの鍋を置くスペースにはみ出す事なども考えると、
やっぱり横にせり出す形は避けたいので、この土鍋の省スペース設計はとても気に入っています。

肝心のお米の味ですが、炊飯器や普通の鍋で炊くより、確実に美味しく炊けています。
しかも、二重蓋が関係あるのかどうかわからないのですが、
お米を炊く時に失敗が少ない。くっつかないし、芯が残ってしまうこともない。

そして何と言ってもこの商品、Amazonによる海外発送対応しています!
だから特に海外在住の人に向けておすすめしたいんですが、日本に住んでたとしても省スペースなどの理由でこの土鍋にしたと思います。

土鍋でのお米の炊き方

私がやっているやり方を簡単にご紹介します。


  1. 研いだお米に水を目分量で入れて(お米の表面から水面→0.5~1cmくらい)、水に浸けておく。
  2. お米が水を吸って白くなったら、蓋を閉めて強火で沸騰させる。(4合炊き、約6分で沸騰)
  3. 弱火にして、13分
  4. 火を止めて、15分蒸らす(放置)←ここ重要

この土鍋で失敗が少ない理由は、恐らく二重蓋で熱と蒸気が漏れにくいが循環はするので、水の量が完璧じゃなくても蒸らしの工程でお米に蒸気が均等に行き渡ってなぜか大丈夫になる、
という謎解釈をしています。

日本でも、海外でも、お米ライフの質を上げる

私は自分が海外在住なので、安いお米やナンチャッテ日本米でも妥協できるお米ライフを目指していて、
その答えとして土鍋への投資をおすすめしました。

でも、もし今後日本に住んだとしても、ずっとこの土鍋を愛用すると思います。

だって、美味しくないと感じたお米もこの土鍋で炊いたら美味しくなった。
だったら、日本で手に入る美味しいお米をこれで炊いたら、超絶美味間違いなしなはず。
それをやらないのはもったいない~(^p^)

炊飯器はタイマーも付いてて保温も出来て便利だけど、
そのお米の最大の味を引き出す喜び、そして炊き立てのご飯を食べる習慣っていうのは
一度はまってしまったらもう元には戻れませんね。

という訳で、日本でも、海外でも、美味しいお米をコスパ良く食べるなら、
良い炊飯土鍋がおすすめです。

追記【ココットでも炊いてみた】

悲しいお知らせがあります。

私が気に入っていた、この2重蓋の炊飯土鍋を夫に割られてしまいました。

私の土鍋・・・( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
愛用していたのに。

土鍋が割れたら、直せる?→直せません

これまた悲しい現実。

割れてしまった土鍋は、くっつけられないようです。
高温になるものだし、接着剤なんて使ったら熱で溶けて食べ物に入ってしまう恐れがあります。

高級な焼き物なら、金継ぎをして直す方法もありますが、
炊飯土鍋は・・・・・。

調べたけれど、気軽に直せるようなものではなさそうなので諦める他ありませんでした。

鉢植えに生まれ変わるしか、無さそうです。

ル・クルーゼじゃなくても、美味しいご飯炊けます。

兎には角にも、悲しんでる暇はありません。
今夜もご飯を炊かなくてはならないんですから。

代わりのお鍋、お鍋・・・・・

あ、ココットがあった。君に決めたっ!

そうそう、ル・クルーゼのココットでご飯を炊くと美味しいってウワサを聞いた事がおありですか?
私はありました。
ル・クルーゼなんて高級なもの、うちにはありません。
しかし、丸形ココットならありました。(ドイツ製の、名もなきブランドのもの)

それで炊いてみることにしました。

普通のココットで炊いてみた結果

・・・あ、美味しいわ

なんかコレでOKじゃない?

という感想です。

炊飯専用のココットはこちら

更に美味しくお米を食べたい、長期的に使いたい、という場合は、
世界的有名ブランドのストウブからなんと炊飯専用のココット「ココット de GOHAN」という商品が販売されています。

値段はお高めですが、一生モノですし、色を選ばなければ安くなっているものもありますよ。

ココットと土鍋の違い

じゃあ炊飯土鍋なくても良いんじゃ?もう初めからココットで良かったんじゃ?

って思うかもしれません。

しかし、私が愛用していた炊飯土鍋と普通のココットでは徹底的な違いがひとつ!!!

それは・・・・・

土鍋の方がご飯が冷めにくい

という事です。

ココットもかなりの厚み・重みがあるお鍋ですが、それでも炊飯土鍋の2重蓋には敵わないのですね。
でも、代わりにココットの方がご飯が炊けるのが早いです。

また、ご飯をそのまま入れたままにしておいても長時間美味しいのは土鍋の方です。

土鍋ってもしかして、呼吸しているんでしょうか?

まとめ【ココットの方が炊けるの早い、土鍋の方がほかほか長持ち】

美味しい炊き立てご飯を長く保てるっていうのは、かなりの利点だと思います。

そもそもそれが、あの土鍋をおススメしていた理由の一つでもありました。

という事で、ココットと土鍋だとどちらもご飯を美味しく炊けるけど、
個人的には炊飯土鍋に軍配が上がるんじゃないかなあという感想です。

まあ、ココットも、普通のステンレス鍋などと比べれば熱も断然逃げにくいし美味しく炊けるし、土鍋にそんなに劣るとは思いませんが・・・。

以上、追記でした♪

 

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