ドイツ語独学におすすめの参考書を解説【勉強ブランクありでもできる】

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この記事では、ドイツ語を独学で学びたい初心者、特にまとまった時間が無くレッスンに通えなかったり、勉強ブランクがあって自信がなかったり・・・な方に向けて、主婦の視点からおすすめの参考書をご紹介しています。

学ぶほどにわかる楽しみが増えていき、コツコツとした積み上げが絶対に成果に繋がるのが語学です。今回はおすすめの参考書だけでなく、独学のテクニックも解説していきます。

ドイツ語を独学で学ぶ効率的な方法

まず、ドイツ語を独学で効率的に学ぶ方法を解説していきます。
自分にあった勉強方法を見つける為にも、脳に定着しやすい学習法を予め知っておくと良いでしょう。

独学に最適な参考書の選び方

効率的にドイツ語を学ぶなら、独学に最適な参考書を選ぶ必要があります。
自分ひとりで学ぶのであれば、参考書は以下の2つのポイントを押さえて選んでみましょう。

  • 自分のレベルに合った参考書を選ぶ
  • 多くても2冊までにする

自分のレベルに合った参考書でないと学びに悪影響を及ぼします。簡単すぎては学ぶことがなく、逆に難しすぎれば楽しくなくなり挫折してしまいます…。ですから、まずは自分のドイツ語のレベルを知るところから始めましょう。

また、参考書は多くても2冊までにとどめてください。あまり何冊も購入すると、何をどんな時に使えばいいかわからなくなり、混乱してしまいます。効率的に学ぶなら、これぞという参考書を繰り返すことが重要です。

文法・単語の勉強に関するテクニックアドバイス

ドイツ語を独学で学ぶなら、どのような学び方が適しているのでしょうか。
独学で特に大切となる文法と単語、それぞれについてテクニックをご紹介していきますね!

まずはドイツ語の文法に関してですが、1つの単元が終わるまでは勉強し続けることが大切です。例えば、主語と動詞の位置関係を学ぶのであれば、その単元が終わるまでは続けて勉強しましょう。理解に時間がかかり、長い時間がかかるなら休んでも構いませんが、文法は小間切れに学ぶと以前学んだことを忘れてしまうリスクがあるため効率的ではないのです。

せっかく覚えたことが、次に勉強する時にこぼれ落ちてしまっていたらモチベーションも下がります。ですから、文法はできるだけ常にキリの良いところで終われるよう、時間を取れる時に勉強すべきです。

 

一方、単語を覚える時のテクニックは、隙間時間を利用することに尽きます!集中して勉強すべき文法とは逆で、数ある単語はちょっとした時間にコツコツ覚えていくことをおすすめします。なぜなら、長時間の暗記はとてもつまらないものですし、何より集中力が続かなくなり、挫折の原因になりかねないからです。

一度に覚えようとせず、何度も繰り返す中で定着させようという意識で取り組んでみてください。忘れたころに繰り返し、徐々に定着していけばドイツ語の読み書きだけでなく、スピーキングやリスニング能力も上がっていきます。

文法書おすすめ【決めた1冊に集中する】

ドイツ語のおすすめ文法書です。
1冊で集中して取り組みやすいという点が優秀な、こちらの参考書をおすすめします。

NHK出版 これならわかる ドイツ語文法 入門から上級まで

メジャーな言語の英語と違って出版数が少ないドイツ語の文法書ですが、こちらは使用者も多く、メジャーな本です。
こちらの文法書が持つ特徴↓

  • NHK語学講座の講師が解説している
  • 文法事項索引がある

NHK語学講座の講師による説明なら安心して学習できますね。特に解説が丁寧なので、初心者でもわかりやすいと好評です。

また、文法事項索引があることで、独学中にふとわからないことが出てきてもサッと調べることができます。ちょっとした文法辞書のようにも使えるので、長い間重宝できる文法書となっています。

単語帳おすすめ【時間がない時はひたすら暗記!】

ドイツ語を独学する上でもうひとつ、欠かせないのが単語帳!
では、おすすめの単語帳を見ていきましょう。

1か月で復習するドイツ語基本の500単語

こちらをおすすめする理由は、1か月とピンポイントに学習期間が定められているからです。どんな勉強も、ダラダラと学習し続けるよりは目標期間を決めた方がメリハリを持って勉強できるはず。ならば、自分で目標期間を決める前に、単語帳の方が期間を決めてくれているものに頼るのもアリです。

「復習」と書いてありますが、ドイツ語が初めての方にも問題なく使える単語帳となっているので安心してください。基本となる500単語を網羅しているので、何度も繰り返して覚えましょう。

単語を覚えやすくするために、短い例文が用意されているのもGOODポイント!入門レベルとしてイチオシです。

 

ドイツ語積み増し360語

ドイツ語の基礎となる単語をある程度覚えられたら、次におすすめしたいのは追加で360語が覚えられるこちらの単語帳です。基礎単語にプラスαするのにぴったりで、ネイティブが生活の中で使っている単語が満載です。ドイツ語圏ではよく使うのに、一般的な教科書にはあまり載っていない単語が多いところがこの単語帳の良いところ。

レベルとしては中級程度で、音声は無料でダウンロードできるのでリスニング対策もできます。単語はできるだけ五感を使って覚えた方が効率的ですから、スマホなどで音を聞きながらスペルも同時に確認しましょう。

リスニング練習おすすめ【会話力はリスニング力から】

次は、会話力を高めたい方におすすめのリスニング教材をご紹介します。
ドイツ語がすらすら聞き取れるようになったら格好良いですが、焦らずまずは簡単なレベルからこなしていきましょう。

ドイツ語がわかるリスニング ゆっくりだから聞き取れる!

初めてドイツ語を独学するなら、ゆっくり話してくれるこちらのリスニング教材から始めてみましょう。いきなりネイティブが話すスピードを聞き取ろうとしてもそれは無理な話で、自信を失ってしまうことになりかねません。ですから、最初はスピードにはこだわらないでドイツ語の音に慣れることに集中しましょう。

100語/分の速さはドイツ語4級レベルに設定してあるので、初心者でも、リスニングが苦手でもついていけます。

 

耳が喜ぶドイツ語 リスニング体得トレーニング

こちらはネイティブの話す速度に慣れたい上級者向けのリスニング教材です。短文なら聞き取れるようになったという方におすすめですね。

テーマも日常生活から若者言葉、第三の性など、いろいろなシチュエーションが採用されているので実践の単語力アップにもつながります。

辞書を買うタイミングは、できるだけ早めに

ドイツ語の辞書を買うタイミングは、ドイツ語を勉強しようと思ったその日がベスト!というのが筆者の意見です。
なくてもスマホやパソコンなど、ネットがあれば最初こそわかりはしますが、その最初の段階から辞書で単語のあらゆる意味を拾っていった方が後々楽だからです。

紙辞書でも電子辞書でも手元にあれば、1つの単語に複数の意味があることや、名詞なら単数形の他に複数形の形、動詞なら変化を教えてくれるので早めに持っておいて辞書を引くついでに学べる事も多いです。

おすすめの紙の辞書はこちら↓

アクセス独和辞典 第4版

約7万語のドイツ語が記載されているので、1冊持っておけばもう困ることはありません。初心者向けに理解しやすい重要用語は記述があるため、ただ日本語の意味を理解するだけでなく、きちんとニュアンスまでわかるようになっています。
語彙は最大級となっているため、中上級者ももちろん使い続けることができます。

ドイツ語を独学のまとめ

ドイツ語を本格的に独学するなら、単語、文法、そしてリスニングの3つは教材をそろえていつでも学べるようにしておきましょう。
英語と同じゲルマン言語にあたるドイツ語は、英語と似ているところもかなり多いです。「なるほど!」と思える点があるとモチベーションも上がります。
ワンランク上の自分に出会えるよう、毎日コツコツを目指してやってみましょう。どのレベルでも、語学を自分から続けて勉強できている、という事実だけで自信はつきますし、きっと自分磨きにもなることでしょう。

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