韓国語独学におすすめの参考書をK-popファンの主婦が大解説【これから始める人向け】

kpopや韓国ドラマの沼にはまってしまったそこのあなた、もっと韓国語が分かるようになりたい！と思ったことはありませんか？

家事や子育てにドタバタ忙しくても、スキマ時間を使って、韓国語の勉強は独学で十分可能です。教室に通わなくても、学校を卒業してから勉強ブランクがある人も大丈夫！

筆者はごくふつうの主婦ですが、一年ほど前に娘の影響であるkpopグループのファンになり、独学で勉強を始めました。メインの勉強場所はキッチンと洗面所。日常のなかに韓国語の勉強が溶け込んでいます。

韓国語って、文法が日本語ととてもよく似ていて覚えやすいんですよ。

K-popファンで韓国語を独学した筆者が、おすすめの参考書に併せて勉強法も解説します。

韓国語を独学で学ぶ効率的な方法

好きなkpopグループがいる、毎回欠かさず見ている韓国ドラマがある、という人は、すでに最適な勉強法を自分で見つけ出したようなもの。

エンドレスに歌を聴き続けたり、セリフを丸暗記するくらい繰り返しドラマを見たりするのが、いちばん効率的な勉強法なんです。そんなことでいいの？と思うかもしれませんが、努力しないで頭にインプットできるのですから、他のどんな方法より効率的。自分の好きなものを教材にしてしまうのがベストです。

本格的に韓国語の勉強を始める前、筆者は家族があきれるほど、繰り返し歌を聴いていました。覚えようと頑張らなくても、メロディーと(歌って踊る姿も・・・)セットになって、歌詞がいくらでも頭に入ってきます・・・！！

このときにたくさん単語を覚えることができました。それだけでなく、のちのち「～できる」、「～したい」、「～してはいけない」などの文法を覚えるときにも、とても役に立ったんです。

独学に最適な参考書の選び方

歌を聴いていると、和訳ではなく元の韓国語で歌詞の意味が分かるようになりたい！という気持ちがむくむく膨らんできました。そのころ、本屋さんで初めて韓国語の参考書を手に取りました。

たくさん参考書があって、どれにするか迷ってしまいます。でも、書いてあることに大きな違いはないので、自分が楽しく勉強を続けられそうな参考書を選べばOK。発音はネットの動画などで聴くことができるので、CDが付属していないもので困りません。

まず最初に何をすべきか？韓国語の場合－ハングルを覚える

まずは、ハングルを覚えましょう！
「ハングル」は、韓国語を表記するために使われている文字のことです。韓国語で「こんにちは」は「アニョハセヨ」だと知っていても、ハングルを知らなければ、「안녕하세요」の文字を見たときに意味を理解することはできないですよね。発音と文字がつながると勉強のスピードがぐんとアップするので、最初にハングルの発音と文字を一気に覚えてしまいましょう。そのあとの勉強がスムーズに進みます。

反切表と呼ばれるハングルのあいうえお表を見ると、文字の数が膨大で目が眩みます。筆者もここで「絶対に覚えられない」と絶望しました。でも、ハングル文字はローマ字と同じように母音と子音を組み合わせて作られていると知って、希望が見えてきたのです。実際にノートや手帳に文字を書いてみたり、アプリを使って問題を解いたりしていくと、思ったよりずっと簡単に覚えられました。駅で、ハングルで書かれた駅名を読めたときの感動は忘れられません。

初めはちょっと大変ですが、日本語をマスターしているあなたなら大丈夫。外国人には、一つずつ形の違うひらがなを覚えるほうが、ハングルを覚えるよりずっとむずかしいそうですよ。

筆者おすすめのハングル学習本はこちら↓↓↓

1時間でハングルが読めるようになる本 (ヒチョル式超速ハングル覚え方講義)

「あいうえお」から覚えるいちばんやさしいハングル練習ノート入門編

スマホでハングルの入力ができるよう、設定もしておきましょう。
ハングルを覚え始めると、ハングルを入力したい！と思うことがたくさんあります。お店の看板や動画の字幕など、見たハングルをスマホに入力して、意味を検索したいと思うのです。写真を撮るとハングルをデータ認識してくれるアプリなどもありますが、自分でハングルを入力できるほうがよほど早くて便利、そして楽しいです。

「スマホ韓国語キーボード iphone」

「スマホ韓国語キーボード android」

と検索すると設定方法が確認できますので、ぜひ設定してみてくださいね。

最初の1冊としておすすめの本

勉強を始めたばかりの方は、やさしく書かれた初級の本で基本の文法を勉強していくのがおすすめです。筆者は、ページレイアウトや装丁、文字フォントなどから以下の2冊が気に入っています。

世界一わかりやすい韓国語の教科書

イラスト&図解でかんたん! Joo式韓国語レッスン

単語を覚えるおすすめの方法

歌の歌詞やドラマのセリフが頭に入っても、それだけでは単語の数が足りないし、単語のジャンルがやや偏っていることに気づきます。歌の場合は特に偏りが激しく、「君の手を離さない」、「そばにいて」、「忘れられない」、「永遠に」、などが繰り返し出てきてしまいます。
そこで筆者は、聴き流して単語を覚えられるYouTube動画を、夕食を作っているときや床でストレッチするときなどに流し見しています。動画での勉強は、リスニングの練習にもなって一石二鳥。合わせて、単語の参考書も使うと磐石です。

自分がすでに知っている単語が出てくるとうれしくてうれしくて、勉強のモチベーションになっています。

【聞き流し韓国語】例文で覚える韓国語単語【初級編】vol.1

新ゼロからスタート韓国語単語BASIC1000

リスニング教材はどんなものがいい？

リスニング教材としては、歌よりも、ドラマのほうが適しています。
また、kpopアイドルはオンラインツールを使ってファンと交流してくれるのですが、その内容が韓国語字幕と日本語訳の字幕の両方がついた動画に編集され、YouTubeにupされています。韓国語字幕がついていると、聞き取れているかどうか、答え合わせができます。

筆者はそういった動画を見て、リスニングの練習をしています。アイドルは若者なので、話すスピードが早くて大変！でも、日本語字幕で話の内容を理解するよりも、彼らの話す生の韓国語が聞き取れたときの喜びはひとしおです。最初は、「ヨロブン」(みなさん、の意味)のように1単語聞き取れただけでも、一人で歓喜していました。このような動画やドラマでは、辞書には載っていない若者言葉、流行語が学べるメリットもあります。

【韓国ドラマセリフ】韓国ドラマに出てくる独り言表現集

アイドルと勉強する韓国語