主婦がスペイン語独学におすすめの参考書を解説【独学でイチから始める場合】

spanish-textbook スペイン語
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文系主婦の皆さん、こんにちは!
スペインはもちろん、メキシコ、コロンビア、ベネズエラ、チリ・・・と実に多数の国で話されている、スペイン語。スペイン語を独学で勉強したいけれど、いざ始めようとしてもどんな書籍を買うべきか迷っていませんか。英語と違って中学でかじったことがない、という人がほとんどでしょう。そのためスペイン語を初めて学ぶなら基本の文法から入ることが大切です。

今回の記事では、スペイン語学習歴10年で現地大学院卒の筆者が初級者におすすめの参考書をご紹介します。

スペイン語を独学で学ぶ効率的な方法

スペイン語を習得するためには、毎日5分でもスペイン語に触れることが大事です。

そうは言っても、主婦をやっていると育児、家事などに追われ時間がなかなか取れないかと思います。
そこでおすすめの方法は、良くある方法ですが、隙間時間を利用する、ながら学習です。

「ながら学習」とは何か作業しているときにスペイン語に触れることです。

例えば手を動かしているときは耳が空いていると思うので、そんなときにスペイン語を聞くことをおすすめします。ポイントは、聞いている内容を理解できていなくても良いということです。
そもそもスペイン語初級レベルで、スペイン語の音源を聞いてもまだなんのこっちゃ~だと思います。
でも取り合えず単語音源とかじゃなく、音楽とかラジオとか、もっと楽し気な雰囲気のものをかけてみてください。
リラックスして勉強、とうか耳慣らしができるので、個人的におすすめです。

独学に最適な参考書の選び方のコツ

主婦が独学で勉強したいときに気をつけたいことは、これから購入する参考書で楽しく学習を続けられるかどうかだと思います。

家の事に追われる日々(仕事をしている方は、仕事も・・・)、それ以外の時間はひたすらリラックスに集中したい・・・というのが本音ですよね^^;
楽しいと思える勉強をする事は、リラックスとしても効果的です。

それでは、各分野の参考書の選び方のコツを3つずつご紹介します。

 

★文法
 Point 1 レイアウトは読みやすいか

 Point 2 練習問題の有無

 Point 3 文法内容をすべて網羅しているか

 

★単語

 Point 1 テーマ別か

 Pont  2  頻出度

 Point 3 図や絵の有無

 

★会話表現

 Point 1 頻出度

 Point 2 例文はわかりやすいか

 Point 3 学習者の日常と合っているか

 

★辞書

 Point 1 意味は豊富かどうか

 Point 2 例文はたくさんあるかどうか

 Point 3 表現は豊かかどうか

書店に行った際やネットでレビューをチェックする際は、ぜひこれらのポイントをチェックしてみてくださいね。

文法・単語の勉強テクニック

特に家事を担っている主婦の皆さんにおすすめしたい、語学学習において1番やるべきことは、何かをしながらアウトプットをすることです。

例えば単語を覚えたら、身の周りにあるものを言い換えてみるということです。

料理をしている時に、今使おうとしている食材をスペイン語で言ってみるとか、ですね。
インプット・アウトプットを繰り返すことで脳に必ず残りますし、自分の生活とリンクしている単語を集中して覚える事で、より実践的なスペイン語を早い段階で覚えることができます!

単語や日常で使えるフレーズは、ノートやiPad のメモに残して後で見返せるようにしておくといいと思います。
まとめて書き留めておくとあなただけのオリジナルのスペイン語ノートが仕上がります。

語学の基礎は文法から!

スペイン語の独学において、文法の勉強は基本です。

スペイン語を話すときの語順などを最低限身につけないと、会話を始められません。
自分が気に入った文法書を見つけ、ずっとやり切る気持ちで購入しましょう。

文法書おすすめ

文法から学べるスペイン語

この文法書は文法の基礎がよくまとめてあり、独学するにあたりとてもおすすめの一冊です。

 

ゼロからスタートスペイン語 文法編

スペイン語の知識がゼロでもわかりやすく取り組める内容です。
ゼロからスタートシリーズは不動の人気で他にも会話と単語についても書籍が出版されています。
この本がわかりやすいなと感じたなら他も見てみるといいでしょう。

単語力で会話力が決まります!

特にまとまった時間が取りにくい方が独学で注力したいことは、単語を勉強することです。
文法力が初級であっても、たくさんの単語がわかると色んな場面でモチベーションになります。

単語帳おすすめ

スペ単

私が卒業した大学の講師が作成した単語帳で、簡単に文法事項もまとめているのでとても便利な一冊です。
音源もあるのでスマホに落とし込みどこでも聞けるようにセットしておくことができます。

ゼロからスタート スペイン語単語 BASIC1000

スペイン語のレッスンなどを提供しているHispánica (イスパニカ)が作成した教材で、テーマ別・品詞別に掲載されています。

音源では例文まで読み上げてくれるのでとてもおすすめです。

会話はリスニングとひとりごとが効果的!

日本にいてスペイン語の会話力をネイティブレベルまで上げることは難しいと思うかもしれません。
しかし、毎日のように声に出して音読をすることを続けていけば留学しなくても話せるレベルまでに到達することができます。

個人的におすすめのやり方は、日常に合ったフレーズを声に出して心を込めて話してみることです。

日常会話の本おすすめ

ひとり歩きの会話集 スペイン語 (ひとり歩きの会話集 4)

この表現集には、旅行や日常生活について頻出単語と例文がイラストで記載されていることがおすすめポイントです。

日常フレーズをマスターするための最強の一冊です。

 

「おはよう」から「おやすみ」まで スペイン語表現 500: 私たちの日常生活をスペイン語で言ってみましょう

こちらの教材では1日を通して使えるスペイン語がわかりやすく紹介され音源もついています。
スペイン語学学習者が作成したものなのでとても使い勝手がいい教材です。

カタカナ読みにあえてなっていないところも良いですね。

個人的には、スペイン語をカタカナで表記するのがあまり好きではないので、あえて表記しておりません。勉強する時は、スペルから読むようにした方が絶対良いです。

スペイン語は英語のように複雑な発音はほとんどないので、基本は、ローマ字読みです。
著者についてより)

辞書は手元に置いておきましょう!

スペイン語を独学で勉強するなら、辞書を1冊用意し、わからない単語の使い方は必ず調べるクセをつけるようにしましょう。
ここで問題になるのが紙にすべきか電子にすべきか、悩むことだと思います。

個人的にはやりやすいならどちらでも良いと思いますが、アプリの辞書はお勧めしません。
なぜなら、コスパが悪くスマホに何か不具合が起きたとき損をするからです。

ちなみに私はどちらも活用し、家にいるときは紙辞書を使い、外にいるときは電子辞書を使うというように使い分けていました。

そんな私が使っているおすすめのスペイン語辞書をご紹介します。

スペイン語辞書おすすめ

クラウン西和辞典

オーソドックスなクラウン辞書ですが、
語彙と例文の数が非常に多いので上級者になってからも使えます。おすすめです。

 

小学館 西和中辞典〔第2版〕

こちらの辞書は重要単語が赤くされ、フォントも区別されているので初級者でもとても使いやすい辞書になっています。

 

どちらでもお好きなスタイルを選んだら良いと思います♪

スペイン語を独学のまとめ

語学を独学するとなると、初めの頃はワクワクしながら続けることができますが、少しでも理解できないことや難しいことがあると挫折しがちになってしまいます。

わからないことはそのままにせず即解決を目指しましょう。
あくまで独学の補修的役割として、たまにオンラインレッスンを利用することも1つの手ですね!

もし勉強を挫折しそうになったら、なぜ自分が始めたのかを思い出したりハードルを下げることが一番続けやすいです。

そもそも主婦が語学を学ぶという新しいことをはじめること自体素晴らしいことなので、参考書を買って1ページでも進められたら、自分を褒めつつ自信を持って学習を進めてみてくださいね。

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