【ゆる筋トレ×英語学習】筋トレしながら単語の暗記力アップする方法

workout-english-eyecatch 語学のすゝめ
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突然ですが、英語を勉強する皆さん。筋トレしてますか?
健康管理の一環として、また体力づくりとして、そして最近は精神的な側面を鍛えるトレーニングとして、
筋トレする人が増えています。

最近では、「筋トレ英会話」というテストステロン氏による本が知られていますが、

こちらは筋トレのシチュエーションで英語を学ぶ本、なのに対し、この記事で紹介するのは

実際に筋トレしながら英語を覚えよう

っていう学習方法です。

筋トレって、身体を動かしますよね(当たり前ですが)。
実は身体を動かす事は、言語習得に良い相乗効果があるんです。

私みたいなちょっと筋トレに興味がある人にはぴったりの、
そして既に筋トレ習慣がある人には尚更ぴったりの、
筋トレを使った単語の暗記法についてお伝えします。

語学学習と筋トレを紐づける

良く効くのが、発音練習は筋トレと同じという言葉。

それもそうです、発音をするには顔の筋肉を正しく動かせる必要がありますからね。
英語の発音をするための筋肉が鍛えられていなければ、どんな発音でも疲れてしまうので、
必然的にきちんと発音できないままとなってしまいます。

それは、誰でも納得出来る事実だろうと思います。

では、語学学習一般論で言ったらどうでしょう。例えば、最初は必須となる、暗記はどうでしょう。

筋トレでしょうか?それとも脳トレに近いでしょうか?

私は、暗記は筋トレと脳トレの両方を組み合わせる事で、
手続き記憶という、いわゆる言葉を「身体が覚える」という状態に持っていけると思っています。

なぜなら、筋肉と脳は連携しているからです。
同時にやったものは、身体も脳も紐づけて記憶します。

手続き記憶といえば、例えば自転車を長年乗っていなくても身体は乗り方を覚えている。というような記憶の事です。
英語も一度覚えてしまえば、単純な言葉なら頭を使わずとも反射的に口から出て来るようになりますね。
それを身体を動かす事によって、意図的に脳に刷り込みましょうという方法です。

よく、替え歌で暗記するっていう方法がありますが、それとも似ています。
違うのは、筋トレは同じリズムで動き、暗唱しながらその都度あたらしい単語を練習するところです。

英語体操番組より着想を得る

Zuiikin’ English(邦題・英会話体操)って知ってますか?

知らない人の方が多いと思いますので、簡単に説明すると

日本で大分前に放映されていた、英語のフレーズを体操しながら覚えるという番組です。
これがめっちゃ面白いので、英語圏で人気動画となりました。

参考動画:

実はこれ、シュールさが目立って学習面にはあまり注目されてませんが、
個人的にかなり良い英語番組だなあと思っていました。

身体を動かしながら発音して覚えるって、言語習得の理に適ってると思いませんか。

しかも、英語ってリズムがある言語なので、エアロビみたいな体操なんて相性最高。

筋トレだとフレーズじゃなくて、単語が暗記しやすい

でもエアロビとか体操って、振り付けを考えなきゃいけないしなぁ・・・それを自分流でいちいちやるのは無理かなあ。
ということで思いついたのが、誰でも手軽に出来て健康への貢献度も高い、
筋トレしながら英単語を暗記する方法でした。

筋トレ暗記って、正直どちらもしんどい行動だと思う人が多いですよね。

そのしんどい行動だからこそ、2つ同時進行で時間を効率的に、
しかも身体を動かす事によって暗記の効率までアップする事ができるとしたら、最高じゃないですか?

まさに、Two birds One stone (一石二鳥)です。

しかも、英語体操が英語フレーズを覚えるのに特化しているのに対して、
筋トレだと一定のリズムで繰り返しの動きになるので、単語の暗唱にぴったりなんです。

筋トレ暗記のやり方

  1. テンポの良い、しかし速すぎないBGM音楽をYoutubeなどで用意する(歌詞が入っていないもの)
  2. 筋トレメニューを考える ※HIITタバタ式トレーニングを参考にするのがおススメです
  3. 暗記したい単語の一覧を見えやすいように書いた紙を一枚用意する(HIITやるならとりあえず8個)
  4. 単語の発音を、音声を聞いて確認する
  5. 単語を実際に言えるように軽く練習する
  6. リズムに合わせて、また筋トレの動きに合わせて、1セットの間1単語を繰り返し暗唱する
HIITタバタ式トレーニングとは、20秒の運動10秒の休息を1セットとして、合計8セット続けてやるトレーニング方法です。
本来のタバタ式トレーニングは4分間という短時間でかなり効率的な運動をするというものですが、筋トレに慣れてない人はソフトな動きのみで一日1回やれば体力トレーニングとしても充分です。
push-ups

単語の意味はどう覚える?

これは私見で恐縮なんですが、単語の意味はセットで覚えなくても別に良いと思ってます。

っていうのも、母国語以外の言語を学習する上で一番ネックなのって、
「音がいつも聞いてるパターンと違うから脳が認識できない→記憶できない」
ってことですよね。

これは文字として読む時も頭で発音して認識するので、結局同じことです。
だから大抵の人は、脳が認識しやすいカタカナ英語に変換して暗記してしまいます。
しかしこれは絶対に避けたい!ここで英語の発音をカタカナに変換してしまうかどうかで、その後の伸びしろが決まってしまいます。(少なくとも英会話をやるなら)

子どもが良くやるように、とりあえず新しい単語を(正しい読み方で)覚えて言えるようにする。
単語の音がしっくりくるようになったら、これどういう意味だっけ・・・と思うものを確認し直していく。

で、良いと思います。

はむ
はむ

そういえば子どもの時、テレビで聞いた「プロポーズ」の意味もわからないまま、「クロポーズ、クロポーズ」言ってたな~

まとめ:筋トレ暗記では単語の音を身体で覚える

言葉がペラペラ話せるって結局どういう事かっていうと、反射的に言いたい事が返せるか?

ってことですよね。

それを前提とした単語の学習法として、身体で英語の音感覚を覚える・運動神経と記憶回路を紐づける筋トレ暗記法は、理に適った方法だと思います。

ボーナスとして、筋肉も鍛えられます(どっちがボーナスなのかもはやわからない)

今まで、
「筋トレとか暗記とか黙々とやる系が苦手・・・」

と思っていた人は、2つ一緒にやってしまうという方向はいかがでしょうか?

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